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フランス人にとって「屋根裏部屋」はなくてはならないものである
【 2019/01/21 11:53 】
「le grenier=ル・グルニエール」

フランス語で「屋根裏部屋」の意味ですが

殆どのフランスのアパルトマンには

この屋根裏部屋があります

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ではこのお部屋一体何に使うのでしょう?


屋根裏部屋なので物置きかなと思われる方が多いと思います

もちろんそうなのですが

このgrenierはいらなくなった物置き部屋ではなく

必要なもの”の物置き部屋なのだそう


でも必要なものなら階下に置いた方がいいと思うのですが

この”必要な”というのは生活して行く上で必要というよりは

「心」にとって必要なのです


子供のおもちゃや古い家具・置物・旅行の思い出の品などなど

それはもう沢山のものがgrenierに置かれています


なぜこれらのものを捨てないのでしょう



日本人であれば

広い住居に住んでいる人は一握りなので

がらくた(失礼!)は置き場所がなくなってくる

でもフランス人

これらのがらくたを時折思い出した時に

それらの品々を目にしながらまつわる思い出に浸る

そのためには小さくてもgrenierが必要なんだとか


このgrenierについて書いているフランス人がいました


彼は現在東京在住なのですが

残念ながらお家にgrenierはない


でも全く不自由さは感じないそうで

いらなくなった古い家具や置物はバンバン捨てているそう


同じフランス人で

東京に住んでいたら古いものは捨てて

フランスに住んでいたら残しておいて思い出に浸る


「フランス」と言う国がなせる業



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