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フランス流葬儀あるある
【 2018/08/16 11:53 】
お盆も終わりなんだか夏も終わりに近づいているように思います

一説によると東京では7月15日に

それ以外の土地では8月15日に行うんだそうですね


今回はお盆に因んで

フランスの葬儀に関する事を書きたいと思います


自分の縁故者が亡くなった時

日本では「死亡者リスト」として新聞には出ないけれど

フランスでは必ず出るんだそうです


死亡者リストが出るという事は

出生者リストもあるそうで

不謹慎ながら便利だなぁと思ったのが

「アビ・デ・デセ=avis de dècés」という死亡者リスト


これは誰々さんが死にそうだとか亡くなった

などの情報を知る事が出来るインターネットのサイト

亡くなった日にちや

葬儀の日程・喪主の名前などの詳細が記されています


フランスでは自宅での葬儀はない事が多く

死後3~5日経ってから教会か墓地で行われるよう

その時の服装も

日本のような喪服ではなく

黒っぽい服装の平服で十分

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葬儀の後すぐに墓地に埋葬するために

参列する場合は

ヒール靴は避けた方がいいそうです

(墓地が砂地のためヒールが沈んでしまうため)


香典のような形式もないため

参列者は手ぶらが多いのだとか


葬儀用のお花は

菊などの花ではなくお祝いごとに使うようなアレンジメントだそうで

故人の好きなお花だったり出来るだけ華やかなお花

特にお年を召した方の場合

原色にあふれた華やかなアレンジメントが使われます

白いお花

10歳以下の子供が亡くなってしまった場合のみだそう


香典がないためお返しも一切なし


死んだ後なので本人には分からないのですが

故人を忍んで出来るだけ華やかに


生き残った遺族などの手間があまりかからない

これこそが死にゆく人の望みかもしれません



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