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フランスの50代思春期説
【 2018/06/26 14:30 】
今、50代が熱い!in France!これ、本当?

はい、本当のお話でございます


今フランスではQuincades=カンカド なる言葉が流行中


これは

50代を意味するquinquagenaire(カンカジュナール)

という言葉と

思春期を表すadolescence(アドルッサンス)

と言う言葉が合わさった造語なんです


ではどんな風に50代が熱いのでしょう


世界的に見ても平均寿命が伸びている昨今

1960年代に生まれた50代は若々しく

体力にもまだまだ自信がある


一昔前の50代と言えばもうおじさん・おばさんの域でしたが

なんせ今の50代は違います


そうこれからが彼らの“思春期”なのです

"カンカド”は自分を本気で若い・

まだまだ行けると思い込んでおり

精神年齢も若く、20~30代の恋人や友人を当たり前のように持っている

もちろん、SNSにも積極的で自分磨きに余念がない


こんな彼らを見て本物の若者(笑)はどう思っているのでしょう?

驚くなかれ彼らは彼らで

“カンカド”を認め

「極端な若作りでなければ別にいいんじゃない。辛気臭いよりはいい」


流石は個人主義の国フランス


又”カンカド“は精神的にも強い

アンケートによると彼らのほとんどは

「人生うまくいっている」

「自分は実際の年齢よりも若く見える」とプラス思考も半端ない

確かにフランスでは年齢を重ねたマダム・ムッシューの方が

ただ若いだけのティーンエージャーよりも魅力的とは言われているのですが

彼ら特に女性の“カンカド”達は

「今この50代からこそが人生のスタートラインの時」と考えており

日常を抜け出して旅に出る事も出来るし

タトゥーだってへっちゃら・・・と5人に1人は考えているんだとか


う~んステキですね~正直とてもいい!と思います


最後に“カンカド”と本物の若者の違いは?


この答は簡単ですね。それはズバリ!先立つもの、お金

ティーンエージャーにはもてない、自由に使えるだけのお金があり、

自分の子供にももう手が離れているので

日本人のように

親があれやこれやと成人した子供の世話を焼く事がありません

あなたはあなたで好きにして。私は私で好きにするから

みたいな感じでしょうか


よって自分のためだけにお金を使える


人生100年時代です。今や80代なんてまだお子様

“カンカド”なんて幼稚園児



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